遺産相続の流れ3ステップ｜スムーズに行うなら弁護士相談がおすすめ
遺言書の有無を確認する
遺産相続では、必ずしもトラブルが発生するわけではありません。しっかりと手順を踏んで相続手続きを進めれば、問題を回避することも可能です。特に故人が遺言書を作成している場合、その内容に則って相続を行えばよいため、トラブルを避けられる可能性が極めて高くなります。
遺産相続をする必要性が生じた場合、まずは遺言書の有無を確認するのがよいでしょう。遺言書は弁護士事務所の助けを借りて作成されるケースも多いため、故人が懇意にしていた事務所に相談ください。
相続人と相続財産を調査する
遺産相続をする必要がある場合、相続人と相続財産を確認することも忘れてはいけません。相続人は親等をもとに判断する必要があります。後になってトラブルが生じることを避けるためには、疎遠になっているが相続権を有している人などにもしっかりと相続する意思があるかどうかの確認をおこないましょう。
また、相続財産の対象となるのは金銭だけではありません。不動産や株式、車、貴金属などの故人が所有していたあらゆるものが該当するため、それらをリストアップすることも忘れないようにしましょう。
どのように財産分与するのかを協議する
財産分与とは、相続人と相続財産が明らかになったら、各々の相続人がどれくらいの財産を譲り受けるのかを決めていくことです。詳細な相続額などは、相続人同士で相談しながら決めるのが理想的といえます。
しかし、相続人同士での相談だけでは誰にどの財産をどれくらい分与するかでトラブルになることも珍しくありません。そのような場合は、気軽に法律相談ができる法律事務所を利用し、中立的な立場から遺産分割に関するアドバイスをしてもらうのも良いでしょう。
